
章
1. 3びきの くま 🐻
むかしむかし、ある もりのなかの いえに、
3びきの くまが すんでいました。
とても おおきな おとうさんぐま。
ちゅうくらいの おかあさんぐま。
そして、とても ちいさな こぐまです。
みんなは なかよし かぞくでした。
まいあさ、みんなで あさごはんを たべました。
いえは いつも きれいに かたづいていました。
ひつようなものは なんでもありました。
みんなは もりの くらしが だいすきでした。
クイズ
2. あさごはんの おかゆ 🥣
あるあさ、おかあさんぐまは おかゆを つくりました。
3つの おわんに わけて いれました。
そして テーブルに ならべました。
おとうさんぐまは、とても おおきな おわん。
おかあさんぐまは、ちゅうくらいの おわん。
こぐまは、とても ちいさな おわん。
「あら、たいへん!」と おかあさんぐまは いいました。
「おかゆが あつすぎて たべられないわ!
さめるまで さんぽに いきましょう」
3びきの くまは さんせいしました。
みんなは そとへ さんぽに 出かけました。
ドアの かぎは かけないままでした。
クイズ
3. ゴルディロックス あらわる 👧
くまたちが いない あいだに、ひとりの おんなのこが やってきました。
なまえは ゴルディロックス。
きれいな きんいろの かみを していました!
かのじょは もりを あるいていました。
たんけんするのが だいすきだったのです!
ゴルディロックスは くまの いえを みつけました。
「なんて かわいい おうち なのかしら!」
かのじょは ドアを ノックしました。
トントン、トントン!
だれも へんじを しません。
クイズ
ゴルディロックスは もういちど ノックしました。
やっぱり へんじは ありません!
かのじょは とても こうきしんが つよい おんなのこでした。
ドアの とってを まわしてみました。
ドアは かんたんに あきました!
「ちょっとだけ なかを みてみよう」
かのじょは いえのなかに はいってしまいました!
クイズ
4. 3つの おわん 🍚
ゴルディロックスは いえのなかを みまわしました。
とても いごこちが よさそうです!
すると、おいしそうな においが してきました。
「わあ! おかゆだわ!」
おなかが グーグーなりました。
テーブルのうえに 3つの おわんが ありました。
とても おおきな おわん。
ちゅうくらいの おわん。
とても ちいさな おわん。
「おなかが ペコペコ!」と ゴルディロックス。
「あじみしても だいじょうぶよね!」
クイズ
さいしょに、かのじょは とても おおきな おわんの おかゆを たべました。
「あちち!」かのじょは さけびました。
「この おかゆは あつすぎるわ!」
いそいで スプーンを おきました。
つぎに、ちゅうくらいの おわんの おかゆを たべました。
「ブルブル!」かのじょは ふるえました。
「この おかゆは つめたすぎるわ!」
これも きにいりませんでした。
さいごに、とても ちいさな おわんの おかゆを たべました。
「ん~!」かのじょは にっこりしました。
「この おかゆは ちょうどいい!」
かのじょは ぜんぶ たべてしまいました!
さいごの ひとくちまで!
クイズ
5. 3つの いす 🪑
たべおわると、ゴルディロックスは つかれてしまいました。
すわりたいと おもいました。
だんろの そばに 3つの いすが みえました。
とても おおきな いす。
ちゅうくらいの いす。
とても ちいさな いす。
さいしょに、とても おおきな いすに すわりました。
「あらまあ!」
「この いすは かたすぎるわ!」
ぜんぜん すわりごこちが よくありません!
クイズ
つぎに、ちゅうくらいの いすに すわりました。
「あらあら!」
「この いすは やわらかすぎるわ!」
クッションに ずぶずぶと しずんでしまいました!
さいごに、とても ちいさな いすに すわりました。
「はあ~」かのじょは ためいきを つきました。
「この いすは ちょうどいい!」
うれしくて ゆらゆらと ゆらしました。
ところが!
バキッ!
いすが こわれてしまいました!
ゴルディロックスは ドスンと しりもちを つきました!
「おっと!」
クイズ
6. 2かいへ 🪜
ゴルディロックスは おきあがりました。
もっと つかれてしまいました!
「ひとやすみ しなくちゃ」と あくびを しました。
うえにいく かいだんが みえました。
かのじょは しんしつへ いくために かいだんを のぼりました。
しんしつには、3つの ベッドが ありました。
とても おおきな ベッド。
ちゅうくらいの ベッド。
とても ちいさな ベッド。
「すてき!」と ゴルディロックス。
「すこし おひるねを しましょう!」
クイズ
7. 3つの ベッド 🛏️
さいしょに、ゴルディロックスは とても おおきな ベッドを ためしました。
よじのぼりました。
「この ベッドは かたすぎるわ!」と もんくを いいました。
まるで いしのうえで ねているみたい!
かのじょは おりてしまいました。
つぎに、ちゅうくらいの ベッドを ためしました。
ねころがってみました。
「この ベッドは やわらかすぎるわ!」
ベッドに ふかく しずんでしまいました!
まるで マシュマロのなかで ねているみたい!
クイズ
さいごに、とても ちいさな ベッドを ためしました。
そっと ねころがりました。
「ふあ~」しあわせそうに ためいきを つきました。
「この ベッドは ちょうどいい!」
かんぺきで、ふかふかです!
ゴルディロックスは もうふを かけました。
めを とじました。
すぐに ぐっすりと ねむってしまいました!
すやすやと ねいきを たてて。
グーグー!
クイズ
8. くまたちが かえる 🚪
ゴルディロックスが 2かいで ねている あいだに、
3びきの くまが かえってきました。
さんぽは とても たのしかったです。
もう おかゆも さめているでしょう!
みんなは ドアを あけて なかへ はいりました。
おとうさんぐまが まっさきに テーブルへ いきました。
じぶんの とても おおきな おわんを みました。
「だれかが わしの おかゆを たべたぞ!」と とても おおきな こえで うなりました。
おかあさんぐまは ちゅうくらいの おわんを みました。
「だれかが わたしの おかゆを たべたわ!」と ちゅうくらいの こえで いいました。
クイズ
こぐまは とても ちいさな おわんを みました。
「だれかが ぼくの おかゆを たべたよ」と とても ちいさな こえで なきました。
「それに、ぜんぶ なくなっちゃってる!」
こぐまは なきだしました。
あさごはんが すっかり なくなってしまったのです!
9. さらなる てがかり 🔍
3びきの くまは ちゅういぶかく みまわしました。
なにかが おかしいです!
だれかが いえに いたのです!
おとうさんぐまは いすのほうへ いきました。
じぶんの とても おおきな いすを みました。
「だれかが わしの いすに すわっていたぞ!」と うなりました。
おかあさんぐまは ちゅうくらいの いすを みました。
「だれかが わたしの いすに すわっていたわ!」と いいました。
クイズ
こぐまは とても ちいさな いすを みました。
「だれかが ぼくの いすに すわっていたよ」と なきました。
「それに、バラバラに こわしちゃった!」
ちいさな いすは こなごなになって ゆかに おちていました!
こぐまは もっと おおきな こえで なきました!
「ぼくの たいせつな いすが!」
10. かいだんを のぼる 👣
3びきの くまは かおを 見あわせました。
「まだ だれかが いるかもしれないわ!」と おかあさんぐま。
「2かいを しらべよう!」と おとうさんぐま。
みんなは そっと かいだんを のぼりました。
ドキドキと しんぞうが なっていました!
みんなは しんしつへ はいりました。
ベッドが みだれています!
おとうさんぐまは とても おおきな ベッドへ いきました。
「だれかが わしの ベッドで ねていたぞ!」と おおごえで うなりました。
おかあさんぐまは ちゅうくらいの ベッドを みました。
もうふが ぐちゃぐちゃでした!
「だれかが わたしの ベッドで ねていたわ!」と いいました。
クイズ
11. おおきな はっけん! 😱
こぐまは とても ちいさな ベッドへ いきました。
もうふのしたに もっこりした ものが あります!
ゆっくり もうふを めくりました。
そこには ゴルディロックスが ぐっすり ねむっていました!
「だれかが ぼくの ベッドで ねていたよ」と こぐまは さけびました。
「それに、まだ ここに いる!」
3びきの くまは みんな ベッドのまわりに あつまりました。
ねむっている おんなのこを じっと みました。
「このこは だあれ?」と おかあさんぐまが ささやきました。
「どうしようか?」と おとうさんぐま。
いえのなかで にんげんを みつけたのは はじめてでした!
クイズ
12. ゴルディロックス めをさます! 😨
3びきの くまは かおを ちかづけて のぞきこみました。
こぐまの とても ちいさな こえで、ゴルディロックスは めを さましました!
ゆっくりと めを あけました。
さいしょは、ここが どこだか わかりませんでした。
そして、3びきの くまが みているのに きづきました!
「キャー!」ゴルディロックスは ひめいを あげました。
ベッドから とびおきました!
ものすごい はやさで かいだんを かけおりました!
リビングを ぬけて!
げんかんの ドアから とびだしました!
クイズ
ゴルディロックスは もりのなかを はしりました!
いままでで いちばん はやく はしりました!
きんいろの かみが かぜに なびきました!
たちどまらずに はしりました!
じぶんの いえまで いっきに かえりました!
もう 二どと あの いえには 近づきませんでした!
13. まなんだ こと 📚
3びきの くまは ドアのところで たっていました。
ゴルディロックスが にげていくのを みていました。
「まったく!」と おとうさんぐま。
「おかしな ことも あるもんだ!」
「ほんとうにね!」と おかあさんぐま。
「あの子、ぼくの おかゆを たべちゃった!」と こぐま。
「いすも こわした!
それに、ぼくの ベッドで ねてたんだ!」
こぐまは プンプンしていました!
クイズ
「よしよし」と おかあさんぐまは やさしく いいました。
「おかゆは また つくってあげるわ。
いすは おとうさんが なおしてくれる。
だから だいじょうぶよ」
おかあさんぐまは こぐまを ぎゅっと だきしめました。
「でも、こんどからは」と おとうさんぐま。
「でかけるときは かぎを かけよう!」
3びきの くまは みんな うなずきました。
それは とても いい かんがえでした!
クイズ
14. いえに かえって 🏠
ゴルディロックスは じぶんの いえに かけこみました。
バタンと ドアを しめました!
ハアハアと いきを きらしていました!
「どうしたの?」と おかあさんが ききました。
「まるで おばけでも みた ような かおよ!」
ゴルディロックスは おかあさんに すべてを はなしました。
もりの いえの こと。
おかゆや、いすや、ベッドの こと。
そして、3びきの くまの こと!
「まあ、ゴルディロックス!」と おかあさん。
クイズ
「かってに ひとんちに はいっては いけません!
たとえ かぎが かかっていなくても。
そこは くまたちの いえ なのよ!
たべものを たべて、ものを こわすなんて!
いけない ことよ!」
ゴルディロックスは とても はずかしくなりました。
おかあさんの いうとおりです!
とても わるいことを しました!
「ごめんなさい、お母さん」かのじょは いいました。
「もう 二どと しません!」
クイズ
15. ハッピーエンド 🌟
そのひから、ゴルディロックスは きをつけるようになりました。
しょうたいされていない いえには、けっして はいりませんでした。
いつも さきに ゆるしを もらいました。
かのじょは とても いいこに なりました!
3びきの くまは こぐまの いすを なおしました。
おかあさんぐまは 新しい おかゆを つくりました。
ドアには 新しい かぎを つけました。
そして、みんなで しあわせに くらしました。
ときどき、ゴルディロックスが もりを あるいていると、
とおくに くまの いえが みえることが ありました。
かのじょは あのひの ことを おもいだしました。
「かってに はいるのは いけないこと」と かのじょは おもいました。
「でも、たいせつな ことを まなんだわ!」
クイズ
こうして、3びきの くまは いえで しあわせに くらしました。
ゴルディロックスも おおきくなって、ひとを たいせつにする ひとに なりました。
3びきの くまに あった ひの ことは いつも おぼえていました。
そして、まなんだ きょうくんも けっして わすれませんでした!