
章
1. 3びきのこぶたたち 🐷
むかしむかし、3びきのこぶたがいました。
お母(かあ)さんブタと一緒(いっしょ)に暮(く)らしていました。
ある日(ひ)、お母(かあ)さんブタは言(い)いました。
「あなたたちも、もう大人(おとな)よ。
自分(じぶん)の家(いえ)を作(つく)る時(とき)がきたわ」
3びきのこぶたはワクワクしました!
お母(かあ)さんをギュッとハグしました。
「立派(りっぱ)にやってみせるよ!」とみんな言(い)いました。
そして世界(せかい)へと旅立(たびだ)ちました。
それぞれが手(て)を振(ふ)ってさよならをしました。
クイズ
2. ワラの家(いえ) 🌾
1ばんめのこぶたは、なまけものでした。
一生懸命(いっしょうけんめい)働(はたら)きたくありませんでした。
「さっさと家(いえ)を作(つく)っちゃおう」と言(い)いました。
ワラを持(も)っているお百姓(ひゃくしょう)さんを見(み)つけました。
「そのワラをすこし分(わ)けてくれませんか?」
お百姓(ひゃくしょう)さんはたくさんのワラをくれました。
1ばんめのこぶたは、すぐに家(いえ)を作(つく)りました。
たったの1時間(じかん)でできました!
全部(ぜんぶ)ワラでできた家(いえ)です。
「完璧(かんぺき)だ!」なまけもののこぶたは言(い)いました。
「これで一日中(いちにちじゅう)遊(あそ)べるぞ!」
クイズ
3. 木(き)の家(いえ) 🪵
2ばんめのこぶたも、なまけものでした。
早(はや)く終(お)わらせたかったのです。
「木(き)の枝(えだ)で作(つく)ろう」と言(い)いました。
森(もり)から枝(えだ)を集(あつ)めてきました。
半日(はんにち)だけ働(はたら)きました。
すぐに家(いえ)は完成(かんせい)しました。
全部(ぜんぶ)木(き)の枝(えだ)でできた家(いえ)です。
「これで十分(じゅうぶん)!」と2ばんめのこぶたは言(い)いました。
「これで休(やす)んだり遊(あそ)んだりできる!」
もうこれ以上(いじょう)働(はたら)きたくなかったのです。
クイズ
4. レンガの家(いえ) 🧱
3ばんめのこぶたは、かしこいこぶたでした。
丈夫(じょうぶ)な家(いえ)がほしかったのです。
「レンガで作(つく)ろう」と言(い)いました。
お店(みせ)でレンガを買(か)いました。
「時間(じかん)はかかるだろうな」と言(い)いました。
3ばんめのこぶたは、とても一生懸命(いっしょうけんめい)働(はたら)きました。
何日(なんにち)も働(はたら)きました。
ひとつひとつ、ていねいにレンガを積(つ)みました。
兄弟(きょうだい)たちは笑(わら)いました。
「働(はたら)きすぎだよ!」と言(い)いました。
でも彼(かれ)は働(はたら)き続(つづ)けました。
クイズ
ついに、レンガの家(いえ)が完成(かんせい)しました!
丈夫(じょうぶ)で美(うつく)しい家(いえ)です。
3ばんめのこぶたは誇(ほこ)らしく思(おも)いました。
「これで安心(あんしん)だ」と言(い)いました。
家(いえ)には強(つよ)いドアがありました。
大(おお)きな煙突(えんとつ)もありました!
クイズ
5. 大(おお)きな悪(わる)いオオカミ 🐺
ある日(ひ)、大(おお)きな悪(わる)いオオカミがやってきました。
お腹(なか)をすかせていて、いじわるでした。
まず、ワラの家(いえ)を見(み)つけました。
1ばんめのこぶたが中(なか)にいました。
お昼(ひる)ごはんを食(た)べていました。
オオカミはドアをノックしました。
「こぶたくん、こぶたくん!」と呼(よ)びました。
「家(いえ)に入(い)れておくれ!」
1ばんめのこぶたは外(そと)を見(み)ました。
大(おお)きな悪(わる)いオオカミが見(み)えました!
「イヤだ、イヤだ!」こぶたは叫(さけ)びました。
「絶(ぜっ)対(たい)に入(い)れないぞ!」
クイズ
6. フーッフーッ! 💨
オオカミはとても怒(おこ)りました。
「それなら、フーッとして、フーッとして」と言(い)いました。
「家(いえ)なんか吹(ふ)き飛(と)ばしてやる!」
オオカミは深(ふか)く息(いき)を吸(す)いました。
フーッと吹(ふ)いて、フーッと吹(ふ)きました!
ビューーーーッ!
ワラの家(いえ)はバラバラになってしまいました!
1ばんめのこぶたは急(いそ)いで逃(に)げました。
木(き)の家(いえ)へ走(はし)りました。
「助(たす)けて、お兄(にい)ちゃん!」と叫(さけ)びました。
2ばんめのこぶたが中(なか)に入(い)れてくれました。
クイズ
7. 木(き)の家(いえ)も…… 🌬️
2ひきのこぶたはこわがっていました。
木(き)の家(いえ)に隠(かく)れました。
でもオオカミは追(お)っかけてきました。
またドアをノックしました。
「こぶたちゃん、こぶたちゃん!」と呼(よ)びました。
「家(いえ)に入(い)れておくれ!」
「イヤだ、イヤだ!」2ひきは叫(さけ)びました。
「絶(ぜっ)対(たい)に入(い)れないぞ!」
オオカミはニヤリと悪(わる)い笑(わら)い方(かた)をしました。
「それなら、フーッとして、フーッとしてやる!」
クイズ
オオカミはさっきよりも強(つよ)くフーッとしました。
さっきよりも強(つよ)くフーッとしました。
ビューーーーーーーッ!
木(き)の家(いえ)も倒(たお)れてしまいました!
2ひきのこぶたは、できるだけ速(はや)く走(はし)って逃(に)げました。
レンガの家(いえ)へ走(はし)りました。
「助(たす)けて、お兄(にい)ちゃん!」と叫(さけ)びました。
クイズ
8. レンガの家(いえ)なら安心(あんしん) 🏠
3ばんめのこぶたはドアを開(あ)けました。
兄弟(きょうだい)たちは急(いそ)いで飛(と)び込(こ)みました。
3ばんめのこぶたは、しっかりとカギをかけました。
「もう大丈夫(だいじょうぶ)だよ」と優(やさ)しく言(い)いました。
「ボクの家(いえ)はとても丈夫(じょうぶ)だからね」
3びきのこぶたは窓(まど)から外(そと)を見(み)ました。
大(おお)きな悪(わる)いオオカミがやってきました!
とってもとっても怒(おこ)っています。
鼻(はな)から湯気(ゆげ)が出(で)ています。
こぶたたちはビクビクしていました。
でも、家(いえ)の中(なか)なら安全(あんぜん)です。
クイズ
9. オオカミの再挑戦(さいちょうせん) 💪
オオカミはドアをドンドン叩(たた)きました。
バン! バン! バン!
「こぶたども、こぶたども!」と吠(ほ)えました。
「家(いえ)に入(い)れておくれ!」
3びきのこぶたは一緒(いっしょ)に叫(さけ)びました。
「イヤだ、イヤだ! 絶(ぜっ)対(たい)に入(い)れないぞ!」
オオカミはカンカンに怒(おこ)りました。
「それなら、フーッとして、フーッとしてやる!」と怒鳴(どな)りました。
「家(いえ)なんか吹(ふ)き飛(と)ばしてやる!」
いままでで一番(いちばん)大(おお)きく息(いき)を吸(す)いました。
フーッとして、フーッとして、さらにフーッとしました!
でも、レンガの家(いえ)はビクともしません。
まったく動(うご)きませんでした!
オオカミは何度(なんど)も何度(なんど)もやってみました。
疲(つか)れるまで吹(ふ)き続(つづ)けました。
でも、家(いえ)は立(た)ったままでした。
クイズ
10. かしこい作戦(さくせん) 🪜
オオカミは吹(ふ)くのに疲(つか)れてしまいました。
新(あたら)しい作戦(さくせん)が必要(ひつよう)でした。
屋根(やね)を見上(みあ)げました。
「そうか!」ニヤリと笑(わら)って言(い)いました。
「大(おお)きな煙突(えんとつ)があるぞ!」
「煙突(えんとつ)から降(お)りてやろう!」と言(い)いました。
「そうすれば、こぶたたちを捕(つか)まえられる!」
オオカミは屋根(やね)によじ登(のぼ)りました。
3びきのこぶたは足音(あしおと)を聞(き)きました。
「屋根(やね)の上(うえ)にいるぞ!」と叫(さけ)びました。
3ばんめのこぶたはすぐに考(かんが)えました。
「いい考(かんが)えがある!」と言(い)いました。
「急(いそ)いで! このナベを手伝(てつだ)って!」
暖炉(だんろ)に大(おお)きなナベをかけました。
水(みず)をたっぷり入(い)れました。
そして下(した)から火(ひ)を燃(も)やしました。
クイズ
11. オオカミの大失敗(だいしっぱい) 🔥
水(みず)が沸騰(ふっとう)し始(はじ)めました。
グツグツ、グツグツ!
ナベから湯気(ゆげ)が立(た)っています。
オオカミは煙突(えんとつ)に入(はい)り込(こ)みました。
「今(いま)行(い)くぞ、こぶたちゃんたち!」と笑(わら)いました。
ズルッ、ズルッ、ズルッと滑(すべ)り降(お)りていきました。
バッシャーン!
なんと、熱湯(ねっとう)が煮(に)えたぎるナベの中(なか)へ落(お)ちたのです!
「アッチッチー!」とオオカミは悲鳴(ひめい)をあげました。
ものすごい速(はや)さで飛(と)び出(だ)しました。
おしりが大(おお)ヤケドです!
クイズ
オオカミは煙突(えんとつ)を駆(か)け上(あ)がりました。
屋根(やね)から飛(と)び降(お)りました。
そして森(もり)の中(なか)へ走(はし)っていきました。
全力(ぜんりょく)で走(はし)って逃(に)げました!
二度(にど)と戻(もど)ってはきませんでした。
3びきのこぶたは無事(ぶじ)でした!
クイズ
12. ハッピーエンド 🎉
3びきのこぶたは喜(よろこ)んで飛(と)び跳(は)ねました!
部屋(へや)の中(なか)で踊(おど)り回(まわ)りました。
「助(たす)かったー!」と歌(うた)いました。
「オオカミはずっといなくなった!」
みんなでギュッと抱(だ)き合(あ)いました。
1ばんめのこぶたは反省(はんせい)しました。
「ボクはなまけものすぎたよ」と言(い)いました。
「もっとがんばって働(はたら)くべきだった」
2ばんめのこぶたもうなずきました。
「ボクもだよ」と悲(かな)しそうに言(い)いました。
「ボクたちの家(いえ)は丈夫(じょうぶ)じゃなかった」
クイズ
3ばんめのこぶたはニッコリしました。
「ここで一緒(いっしょ)に暮(く)らせばいいよ!」と言(い)いました。
「でも、君(きみ)たちにも丈夫(じょうぶ)な家(いえ)を作(つく)らなきゃね」
2ひきのこぶたは大喜(おおよろこ)び!
「一生懸命(いっしょうけんめい)働(はたら)くよ!」と約束(やくそく)しました。
「お兄(にい)ちゃんみたいにね!」
その日(ひ)から、3びきのこぶたはみんなで働(はたら)きました。
レンガの家(いえ)をあと2つ作(つく)りました。
こんどは全員(ぜんいん)ががんばりました。
家(いえ)は強(つよ)くて立派(りっぱ)でした。
3びきのこぶたは幸(しあわ)せに暮(く)らしました。
そして大(おお)きな悪(わる)いオオカミがじゃましにくることは、二度(にど)とありませんでした!
クイズ